17年卒就活、はやヤマ場 3~5月面接開始7割
2016年4月14日
日本経済新聞
2017年卒大学生を対象とした企業の採用活動が早くも山場を迎えようとしている。就職情報大手マイナビ(東京・千代田)が14日まとめた調査によると、解禁される6月よりも前の3~5月に面接を始める企業が7割に達した。同時期に内々定を出すとした企業も5割。人手不足を背景に売り手市場が続き、企業が人材確保を急ぐ姿が浮き彫りになった。
解説(和田康伯)
【採用戦線】6月解禁による短期化で、学生にとってはあわただしい就活が続いている。企業の面接開始時期は3~5月開始が70.4%(6月開始21.3%)、内々定を出す時期は4~5月45.6%(6月開始33.4%)となっている。おおむね、6月以前に面接を開始し、同様に内々定を出していくスケジュールだ。
【市場動向】業界別の採用動向は、日本経済新聞社の2017年春の新卒採用計画調査(1次集計)では、大卒採用は6年連続の2ケタ増、16年春の実績見込み比で10.7%増となる見通しが発表されている。特に、レジャー産業をはじめとするサービスや小売りなどの非製造業で採用意欲が旺盛で、非製造業は13.1%増。製造業は6.2%増となっている。
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