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1min. ノウハウ
1min. Know-how

人事関連・採用関連のノウハウとニュースの解説です

人事関連、採用関連の知っておきたいノウハウや、気になるニュースを解説して、
ピックアップ掲載しています。気ままな、不定期の連載ですが、実践の参考にしてください。

2030年に向けて中小企業として取り組みたい人材確保戦略

①地域密着型の採用への取り組み

多くの中小企業は、地域のニーズに合った地域密着型の事業を展開しています。そのため地域の人材を活用し、地元に愛される企業であれば人材が集まりやすいとも考えられます。若者人材の都市集中化が進む中で、地元にUターンしたい人材、地方にIターンしたい人材の採用も視野に入れた採用戦略が重要です。


 

②大手にはない独自の企業文化のアピール

求職者が働いてみたいと感じるように、企業の魅力や働きがいをアピールすることも大切です。経営者や社員との距離が近いことを強みとしてアピールしたり、地域への社会貢献をアピールすることも、素敵な魅力です。大手企業にはない魅力を社員とともに整理して再発見するなどの取り組みも採用や定着につながる第一歩です。

 

③インターンシップや新卒採用の強化

若い世代の人材を確保するために、インターンシップや新卒採用に力を入れることも有効です。インターンシップが難しい状況なら、職場見学でも構いません。就活生は「働く姿がイメージできること」で、はじめて就職を自分事と実感します。実際の仕事を通じて、適切な人材を確保する手段としても有効です。

 

④女性やシニア層の活用

現在の職場に、女性やシニア層が活躍できるような勤務体系や環境を取り込むことも大切です。これまでは、フルタイム正社員は若手・中堅社員が中心の会社が多いのですが、女性やシニア活用で、育児や介護など、ライフステージに応じた働き方を提供することで、幅広い層の人材への魅力の発信が可能になります。


 

⑤さまざまなスキルをもつ人材の育成

中小企業では、ひとりの社員が複数の業務を行います。そのため、さまざまなスキルをもつ人材を育成することが重要になります。これにより、企業の柔軟性が高まり、変化に適応できる組織づくりが実現できるのです。一方で、業務を分解して、さまざまな雇用形態の人材がでできる仕組みづくりも検討の必要が高まります。